鍼についての一般論だったり、鍼とはなんたるか?については、わたくしごとき者は語れません。
ようやく、資格をとってから考えると自分のイメージと、やろうとしてる事のギャップが少なくなってきてた程度ですが。
今現在、自分が使ってる鍼についてはいくらか説明ができます。
と、言いますのも......バラエティー番組とかで、メチャクチャ長くてふっとい鍼や、それこそ身体中1分の隙間も無いくらいの大量の鍼を打たれるイメージがあるせいか、世間一般の方に敬遠されがちな鍼治療( ̄0 ̄;)
そのイメージがなくとも、注射だったり、からだに鍼を刺される事に対して精神的な抵抗感があるのは、人として当然だと思います。
「鍼って痛くないんですか?」って、毎度の様に聴かれます。正直言って.....痛くないです!とは、言い切れません。
ただ、皆さんが想像するほど痛くないし、皆さんが思ってる以上にからだの事をわかってるのが鍼灸師だと思います。

ウチでよく使ってる鍼です。

他の種類。
どちらも、太さ、長さにはそんなに違いはないですが、感触が違うので使い分けています。

で、これが鍼の実物。
ウチで使ってるのは、2番、3番と言われる2種類で、太さは0.18mmのものと、0.20mmのもの。ご覧の通りシャーペンの芯と比べてもこれくらい細いんです。
長さは、寸6と言われる、1寸6分。おおよそ5cmです。
最も、5cmも深く入れる事はなく、せいぜい数mmから1cm程度が大半です。
患者さんの状態やニーズ、触った時に感じる感覚で、その都度やるべき事に対してベストと思える方法をチョイスするようにしております。
まあ、また気が向いたら書きますね。
とにかく、そんなにビビらないといかんもんじゃないぜ!を知ってもらいたいなあ…と思っております。