昨日まで、治療院は休診状態でした。
見た目は、まるでゴールデンウィークを満喫状態な休診っぷりですが、実際には実業団の陸上チームの合宿に帯同して、現場でガッツリ仕事してたので、こんがり日焼けもしておりますが、仕事満載のGWでした。
そうは言いましても、現実に院は閉まってるわけですから、その間来れないよ!と言われると、外で仕事してようが、してなかろうが同じ事っちゃ同じ事なんですがね.........(^_^;)
その点はご迷惑おかけいたしております。
さて....自分自身は、日常の治療院での仕事も、こうやって現場に出て仕事するのも、どっちも好きで、こっちではこんな事やってて、あっちではこんな風にやってるみたいな違いはなく、環境が変わるって言うだけです。
ただ、現場に出て一番普段と違うのは、実際に選手の動きをしっかり見れること。
治療してて、ああ、これだったらこんな感じだよね.....って言うのもわかりますが、実際に見ると、言うなれば立体的に、多面的に理解できる。動きそのものや、バランス云々だけでなく、いろんな面が見えてくる。
そんなところもあり、現実に出ることはすごく大事にしてる部分です。
で、表題の話ですが.....
人間が動くには、筋肉が縮んで関節を動かす....骨格の位置関係を目的に応じて変える。と言うことが起こるんですが...滑らかに動くには同時に力を抜く事や、適切に必要なだけの力を出す事が大事なんですね。
当たり前の事過ぎて、こんな事を言うとバカにしてんのか!とか、理屈っぽいとか思われるかも知れませんが
意外と、力の抜きかたがヘタな人は多くて....力を抜くのと、気を抜く事、手を抜くことは違うんだ。と言うことが、実際にできるかどうか、ほんとにわかってるかと言うと、これほど難しい事はないとも言えます。
筋力を鍛えることや、練習・トレーニングを通じて「がんばること」「力を入れること」は散々求められ、日々取り組んでますが....
力の抜きかたや、自分にムダな力が入ってる事を教えられたり、気づかせられる機会はほぼない。と言ってもいいでしょう。自分もそうでしたし.....
とにかく、足らないものを補う。プラスする。と言うのが、向上の道であり、強くなる方法だ!
と言うことを疑うことなく.....余分なものがある。と言うことに気づくことなく...になりがちです。
ここ、数年。余分なものを捨てる事だったり、足らないものを補うのではなく、余ってるところから回すと言うか、偏りを少なく、全体で支える。と言うようなイメージで治療も動きも進めております。
自分自身、まだまだその入り口にたったばかりと言うような状況で、修行中・日々鍛錬、稽古の身です。
そんな、力の抜きかただったり、力が入って抜けない、息が詰まってる自分に向き合い、気づかせてもらえるのが、ゼロ式.....心体義塾です。
自分自身の学びの場でもあり、皆さんに体験してもらいたいものでもあり.....
実は、力を抜くことができたり....いろんなものを捨てる事ができて、うまく行く事は思っているより多い...
何か足りないものをプラスするよりも、実はその方が大事。
持ち物が多いと、動きづらい。身一つであれば、動きは取りやすい。
自分のからだ、能力を、どれだけ使いきれるか?隅々まで気を巡らせ、神経を通す事ができるか....
そんな事を、試行錯誤する毎日です。
5月28日・29日開催の心体義塾はこちらからお申し込みできます。↓
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